中国関連本の書評

中国関連本を2冊ほど読んだので書評をUP。


 加藤嘉一著:日経プレミアシリーズ

18歳の時に訪中し、現在フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニストの著者が
実体験に基づく中国人の意外な国民性やものの考え方を記述しています。

・見栄を大切にする中国人、実利を取る日本人
・日本を軍事国家だと勘違いしている
・西欧人より、なんだかんだで日本人の方が一緒に過ごしやすいと思っている
・世論引き締めの中でも進展する市民革命
・頻繁喚相(日本の首相が毎年変わるのをなじる用語)はなぜ?
・大国と新興国が入り交じる中国
・中央のご機嫌取りに躍起の地方機関
・世界の工場から脱却をめざすも、給料増加を目論む出稼ぎ労働者

など、なんとなく感じてる国家としての中国の「人間っぽい」ところを感じます。

 中島恵著:日経プレミアシリーズ

大学在学中に北京大学に留学し、新聞記者を経て、フリージャーナリストに。
本書は、中国で大学教育を受け、日本に留学、働いている人から見た”日本論””日本人論”。

・実は小泉首相は人気がある?
・礼儀正しくてマジメ、几帳面なのが日本人
・アジアの中で東方文化の伝統が最も残っているのが日本
・中国が失った儒教の教えを日本から学ぶ
・「オタク」は世界で良い言葉
・日本はとても居心地がいい国
・GDP順位は抜いても、豊かな生活は望めない中国
・日本企業は人材をじっくり育ててくれる
・スピードや活気はあるが、人を育てる余裕がない中国企業
・細かすぎる日本人の仕事感
・高齢者の家族が見舞いに来ない日本
・なんだかんだ「日本人は幸せだ!」
・コネがないと成功できない中国、フェアな競争制度の日本
・日本人は今の中国人を知らなさすぎ

など、こちらも文化の違いや考え方の違いを、感じさせてくれます。



両方の書籍を通じて感じたのは、
「中国人」「日本人」という一般解はないという当然の事。

「中国人はああだこうだ」「日本人はああだこうだ」とレッテルを貼るのは、おかしい。
同様に、「中国はこう」、「日本はこう」と決め打ちするのはおかしい話。

国として中国は隣国ですが、実際に付き合うのは個人と個人な訳で、
お互いの文化と個人の考えを尊重しながらお付き合いする事が重要なんだと
心から思います。







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