AYW(株)と(株)Wil

6月の退任後に多くの方から「一緒にやろう!」「●▲を手伝ってやってくれ」など、

お声がけいただき、色々と可能性があるのを再確認させていただきました。

ありがとうございました!

 

で、大きな時代のうねりを捉えて、

自分として「何をできるか?何をやろうか?」考えた結果、この二つはやろうかと。

少し長文ですが、興味のある方は、お読みください。

 

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■時代のうねり

 ●昭和は「組織の時代」

  歴史を紐解くまでもないですが、少しだけ振り返ります。

  何か行う際に、個人の意思や考えよりも組織を優先して

  滅私奉公的な組織貢献を求められる。

  スーツが基本で、休みも同じタイミング。

  一億総中流になった昭和。

  ビジネスマン的に見れば、ある種懐かしい「組織の時代」。

  戦後の高度成長を支え、良悪両面あった昭和かな。

 

 ●平成は「個を意識させられた時代」

  その後に続く平成は「個を意識させられた時代」だったのではないか?

  ビジネスもスポーツもグローバルな競争に晒される日本。

  成果を出さなければ、意味はない。

  ナンバー1よりオンリー1。

  離職率、転職率が高まり続け、フリーランスも増加の一方。

  パワハラ、セクハラ、マタハラと上司が偉かった時代は遥か昔で、

  個人を大切に扱わない会社は不人気に。

  働き方改革が始まり、副職もより一般的に。

 

  自分らしくあって良いんだと気付かされ、

  否が応でも「個を意識させられた時代」が平成なのかな?と。

 

  ですが、ビジネスマン的な成果評価は昭和時代を引きずる組織優先、、、

  これが大きなギャップ?!

 

 ●令和は「個が尊重される時代」

  では令和はどうなるのか?

  平成の流れを組みつつ、より「個が尊重される時代」なんじゃないかな?と。

  スタートアップや新しい組織ではすでにそうなってきていると感じますが、

  会社的には「雇ってあげている」から「働いてもらっている」ので、福利厚生の拡充。

  「本業のみ」から、副業、兼業も認める。

  転職の一般化と、年齢基準の緩和=個を尊重した多様な働き方の社会的な受け入れ。

  目立つ個をより引き立てる雰囲気=世界的なプレイヤーの登場

  スーツ一辺倒から季節風土とTPOに合った服装の受け入れ。

 

  個を尊重できない組織は、この後厳しいだろうし、

  逆に言えば「尊重できる個が集まった組織は強くなる」のではないだろうか?

 

  スタートアップでは違和感がなくなってきている事実だと思いますが、

  日本のGNP、GDPの大半を占める大企業と言われる組織は、

  どこまで理解し対応できてるのかな?

 

 ●日本は強い。がより強く柔軟に(なって欲しい)

  D2C時代に、いろんな国に行きました。

  発展段階もそれぞれですが、日本の良さを痛感しました。

  が、日本が追いつかれていて、最先端な都市として日本を考えない方が良いな?とも。

 

  戦後も一貫して、変化に対応することで強くなってきた日本だと思いますが、

  ICTの先進化は、世界各国で巻き起こり、開発途上国にあっては、

  過去の投資がない分、一気に最先端におどり出る事も。

 

  こういった発展は、外部の変化に合わせて結果、急激な変化を遂げているわけですが、

  ある程度、資産が積み上がっている国では、どうしても維持する力が強くなり、

  変化量が乏しくなる・・・。

  予定調和の分量が増えるという事。

 

  これでは、次の変化をするのは厳しい。

 

  世界史で習った西洋史感からの世界中心の変遷。

  大航海時代のポルトガル、スペインから、産業革命を経てイギリスからアメリカへと

  世界の中心はアジアから欧米へ。

 

  戦後日本を先頭に進んで来たアジア回帰は、中国、インドの台頭により

  日本を追い越しつつある現在。

  栄枯盛衰、盛者必衰は、ある種、仕方がない部分もありますが、

  追いつき追い越されつつある状況を考えれば、

  自分達で積極的に日本の内側から変えないと、

  遅れてしまうのではないか?と。

 

  日本は変化してきて強くなって来た歴史もあるわけで、

  変化を進めれば、より柔軟さを持って強くなれるはず。

 

 ●スタートアップと大企業

  スタートアップ支援策も増えているし、年齢を行ってからの

  起業も珍しくなくなって来て、支援するエンジェルやVC、CVCも増えている。

 

  が、そうはいっても日本の大部分は大企業が占めているのは事実。

  ヒトモノカネがやっぱりあるし、守る側。

  全てを変える必要はありませんが、ここが積極的に動かない限りは、

  日本総体の変化量は大したことにはならないだろう、、、。

 

  スタートアップも頑張って欲しいし、大企業内の新規事業担当も、より頑張ってほしい!

 

 ●アントレプレナー(企業内起業家)って、どうよ?

  95年に電通入社後に、ドコモ担当営業として広告業務を一通りこなす。

  クライアントであったドコモの将来展開である、3Gネットワークの構築や

  モバイルインターネットの拡大を予見し、モバイル広告事業を提案。

  2000年にD2コミュニケーションズとしてJVを創業し、事業拡大に努めました。

  2004年に取締役COO、2010年に代表取締役CEOと努めさせていただき、

  創業から19年間、電通からの出向者として、関わらせてもらいました。

 

  ドコモの子会社の役員として務めさせていただきましたが、

  本籍はあくまで電通の出向者。外部の方にはわからないと思うのですが、

  自分の気持ちとしては「企業内起業家=アントレプレナー」として、

  頑張っていたわけです。少なくとも、頑張っていた「つもり」です。笑


  おかげさまで、D2Cは立ち上がり、グループ経営にまでたどり着き

  モバイル広告産業は、日本でも1兆円を超えて、世界中で発展。

  自分、会社、産業全ての領域での「成長を実感」でき、

  良い経験をさせてもらいました。

 

  電通も良く19年間も僕の出向を許してくれたと思うし、

  ドコモも良く受け入れてくれたと思います。

 

  ですが、僕のような立場でできた人は実際は少なくて、

  多くの企業内起業家は「本体の方針転換」や「人事方針転換」

  などで、人事異動を余儀なくされたり、事業停止に追い込まれたり、

  なかなか思うように働くことはできていないのではないか?

  また、それに応じた評価が受けられていないのではないか?とも強く感じています。

 

  既存事業の抜本的な見直しや、新規事業の創出などが

  社会的に求められている現在、大企業にとっても「企業内起業家」は

  より求められていくはず。本当にその力は足りているのだろうか?

 

 

 ●僕の経験が生きるところ

  大企業内での社会人、新規事業の立ち上げ、拡大、グループ経営と

  25年間の社会人生活の中で、経験してきたことを鑑みると

 「企業内起業家の支援」と「スタートアップの支援」が、役立ちそうかなと思い、

  Wilへの参画と、AYWの創業に行き着きました。

 

 

 ●Wil Labへの参画

  World Inovation Lab=Wilです。https://wilab.com

  世界各国に投資ファンドはありますが、ファンドによって投資スタイルはそれぞれ。

  今回、参画させてもらうWilは日米で投資ファンドを運営し、

  大企業の企業内起業家支援と、スタートアップ支援を両立しているファンド

  だと理解しています。

  なので、僕の経験が比較的生きるところではないかな?と。

 

 ●AYWの創業

 

 サッカー選手、投資家として著名な本田さん、GP、LP、D2 (to)C領域での

 ハンズオン投資を得意とする黒越さん、デジタル広告領域でやってきた僕の3名で

 As You Wish(株)を立ち上げます。

 

 お二人は取締役で、僕は代表取締役。

 3名それぞれバックグラウンドは異なりますが、

 企業の事業拡大を多様な手段でサポートをしたいと思います。

  

 例えばですが、スタートアップが「あのスポーツ選手やタレントを

 マーケティング活動に使いたい」と思ったとしても、

 なかなか実現しないのが実情です。

  

 一方で、スポーツ選手やタレントさんは

 「本当に好きなものなら、支援してあげたい」

 という希望があるのも事実。

 

 要はビジネスマッチングが上手く回ってないんじゃないかな?と。

 両者のマッチングができれば、お互いWinWinの関係になるかなと。

 

 広告産業の大きなうねりの中での、AYW位置付けも考えていますが、

 それは語ると長いのでパスします(笑)

 

 

 

9月2日(自分の誕生日2月9日をひっくり返した)本日から再始動。

少し真面目に働こうかと笑。

 

内容に応じて、いくつかの名刺でビジネスをさせていただきますので、

お声がけください!

 

 

 

PS:オランダのフェンローにて、本田さん、黒越さんと。

 

 

 

 

 

 

 



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