中東訪問6:カタール

中東訪問も3ヵ国目。毎朝3時ごろに起きて空港に移動して、早朝フライト。

で、午前中から会議に参加、、、終わるのは夜遅め、、、。

体力ないとダメですな、、、。

 

 

カタール(ドーハ)は、トランジットで立ち寄ったことはありますが、

街に入るのは初めて。先乗りしていたメンバーはアブダビまで。

 

カタールは視察の色合いが強いので、僕一人で参加。

 

==============================

カタール基礎情報

==============================

■正式国名:State of Qatar

■人口: 250万人(2022年時点)

■首都:ドーハ

■時差:6時間

■公用語:アラビア語

■通貨:カタールリヤル

■GDP:  1454億米ドル ※一人当たりGDP: 54000ドル

■統治:サーニー家による世襲君主制

 

◾外務省の概況

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/qatar/data.html

 

・1971年にイギリスから独立。

・1940年代の石油発見以前の産業は漁業と真珠取り。

・日本の養殖真珠が世界に出回るとカタールの天然真珠は衰退。

・石油と天然ガスに依存する経済体制で、輸出の大半が石油・天然ガスおよびその関連製品

・資源マネーにより、国民は所得税がかからない。

・医療費、電気代、電話代が無料、大学を卒業すると一定の土地を

 無償で借りることができ、10年後には自分のもの。

・一時、一人当たりGDPが世界最高となり、世界一裕福な国。

・一時期、中東諸国から国交断絶を受けたカタールですが、現在は国交回復。

・日本企業も中東全域からカタールをのぞいている場合もある。

 

==============================

資源マネーによる国の発展って、やっぱり凄いな、、、。

けど、日本は知識、能力を磨いて発展したってのも、凄い。

 

カタールの発展を象徴する写真が、広告として流れてきたので、

スクリーンショット。

 

 

カタールも、午前からお昼過ぎは、総統府での会。

こちらは待合室。その後、ランチをいただきました。

 

カタールでも、首長の

シェイク・タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長への

謁見の機会をいただきました。ありがたいことです。

 

午後はビジネスレセプション。

 

まだまだ成長余力があるカタール。

 

サウジアラビア、UAE、カタールと中東3ヵ国を回らせていただきました。

イスラム教の濃淡、各国のビジネス発展段階と風土の違いを学ぶと同時に

SPACECOOLの素材が中東市場で役立ちそうだと確信することもできました。

 

出張していた間、日本も猛暑、酷暑に見舞われたようですが、

中東パートナーを早期に確定させて、早めに市場参入を図りたいと思います。

暑熱課題解決に向けて、がんばるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


中東訪問5:アブダビ

岸田総理の中東訪問に合わせて、民間企業も移動。

ジェッダ(サウジアラビア)に引き続き、アブダビ(UAE)での

ビジネスセッションにも参加させていただきました。

 

プライベートでは、2005年と2016年にドバイに来てますが、

今回の訪問はアブダビ。ビジネスモードでは初めてなので、基礎情報から。

==============================

UAE基礎情報

==============================

■正式国名:United Arab Emirates(UAE)

■人口:936万人(2020年時点)

■首都:アブダビ

■時差:5時間

■公用語:アラビア語

■通貨:ディルハム

■GDP:  3588億米ドル ※一人当たりGDP: 38000ドル

■統治:各首長国は世襲の首長による絶対君主制

 

◾外務省の概況

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/uae/index.html

 

・1971年にイギリスから独立。

・1972年に現在の7首長国による連邦の体制を確立。

・石油マネーによる国家財政。国民の政治への発言力も発言意欲も非常に小さい。

・UAEの20%しか自国民がいないため、民主化を推進する力は薄い。

・GDPの約40%が石油と天然ガスで占められ、日本がその最大の輸出先。

・中東における金融と流通、観光の一大拠点となることを目標としている。

・食糧安保のために農業にも多大な投資。

==============================

 

サウジアラビア(ジェッダ)から、アブダビへのフライト。

油田とも違う、砂漠にある設備はなんだろう?

藻類の育成工程かな?

 

ビジネスセッション会場からの眺め。

世界中、経済規模が発展すると高い建物を建築したがるんだな。

 

午前中は、大統領府主催の王宮レセプション。

下記の写真は待合室。豪華絢爛ですが、色使いとか繊細でした。

 

UAEでは、ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領に

謁見の機会をいただき、岸田総理と一緒に記念撮影。

 

午後は、ビジネスセッション。

サウジアラビアよりも、UAEの方が、日本の参加者は多かったです。

 

朝から夜までイベントぎっしり、、、。あっという間に夜です。

 

日本との経済関係は、サウジアラビアよりも強く、

ドバイの発展に伴い、日本人的には市場参入しやすそう。

ビジネス法律も英米法が主流のようなので、やりやすそうですが、

SPACECOOLの素材と市場の見立てをどうするか?要検討。

 

UAEでも貴重な経験をさせていただき、ありがたい。

 

 

 

 

 

 

 


中東出張4:MBS皇太子謁見

こういったことが一般的なのか?わかりませんが、

日本の政財界の人がサウジアラビア訪問するにあたり、

Mohammad bin Salman Al Saud皇太子と謁見する会が、

王宮にて催され、参加させていただきました。

 

 

 

社会人としては、いろいろ経験させてもらってる方だと思いますが、

今回も、ありがたい、貴重な経験をさせていただきました。

 

 

 

 


中東出張3:日本・サウジビジネスラウンドテーブル

今回の中東出張の大きな理由の一つが、このビジネスセッションに参加するため。

日本にとって中東は経済安全保障の上で、重要な国々です。

 

岸田総理が今回訪問するにあたって、

日本の大企業同士のビジネス促進だけではなく、

両国のビジネス発展に寄与しそうなスタートアップとして

経済産業省、JETROから選んでいただいたため、参加させていただくこととなりました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230716/k10014131881000.html

 

この場では、個社の話はありませんが、日本とサウジアラビアとの現在と

今後の取り組みが発表されてました。

 

さまざまな企業が現地企業とのMOUを締結し、推進することが

別の場で、発表されています。

SPACECOOL社は、現地実証をすでに進めていますが、

こういった政府の後押しがあると、進めやすくなります。

参加させていただき、ありがとうございました。

 

中東で頑張ろうとするスタートアップとも繋がりがもてたので、

情報連携をとりながら、市場参入を果たしたいと思います。

 

 

 

PS:ウォーリーを探せ状態の参加者記念撮影、、、笑。


 

 

 

 

 

 

 


中東出張2:ジェッダ(サウジアラビア)KAUST訪問

ダンマンを後にして、ジェッダに移動。

 

ジェッダは、イスラム教の聖地、メッカ、メディアに近い第2位の都市。

紅海に面しており、少し湿度が高い。

 

短パン、Tシャツ、トレラン用のザックを背負って水ボトルを持ち

早朝に海沿を軽く走りましたが、やはり暑かったです、、、。
地元の人から、少し変な目で見られたかも、、、。

 

日差しを直接受けない方が、実は涼しい。

地元の方々の服装は合理的なんだと思います。

 

野良猫がたくさん。猫天国。

 

観光客も入れる海のモスク。

汗がすごかったので、さすがに中は入りませんでした。

 

====================

で、午後は、KAUSTという大学街に。

 

日本からの訪問団の方々とご一緒させていただき、見学させてもらいました。

KAUSTは「King Abdullah University of Science and Technology」の略で、

大学院を中心に、作られた街。

 

石油以外の、科学とテクノロジーを積極的を実証環境を提供して

人もの金を集めて、自国産業にしたいというのが狙い。

 

 

大学院生は、研究しつつ、給料ももらえ、事業化の際には投資も受けられるようです。

日本と比較してはいけませんが、、、厚遇ですな。

 

逆を言うと、石油ビジネス以外の産業創出を本気で取り組まないと

先がないと言う危機感の現れかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


中東出張1:ダンマン(サウジアラビア)

放射冷却の効果が高い中東諸国で、SPACECOOLのビジネスを早期に立ち上げるべく出張。

 

先に現地で実証実験をしているメンバーと、東側の沿岸都市ダンマンにて合流。

で、その前に、基本情報のおさらい。

 

==============================

サウジアラビア基礎情報

==============================

■正式国名:Kingdom of Saudi Arabia(キングダム・オヴ・サウジ・アラビア)

■人口:3481万人(2022年時点)

■首都:リャド 

■時差:6時間

■公用語:アラビア語

■通貨:リヤル

■GDP: 7001億米ドル ※一人当たりGDP:20000ドル

■統治:絶対君主制・政教一致

 

◾外務省の概況

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/saudi/index.html

 

・1932年に主要地域のハサー、カティーフ、ナジュド、ヒジャーズを統一してサウジアラビア王国が成立。

・1933年にサウジアラムコが設立されて、ダンマンに油田が発見された以降、経済的繁栄。

・1970年代、石油戦略をもちい、石油危機を引き起こす。

・石油マネーにより潤沢な資金を確保した結果、製造業は弱く、産業基盤の広がりは少ない。

・水は地下水が基本だったが、海水淡水化プラントを世界最大規模で稼働させている。

・2010年代に原油価格の下落に伴い、公共事業の見直しなどもなされた。

・2020年代には、脱炭素化の流れを受け、サウジアラビア2030年VISIONを発表。

・ムハンマド皇太子に実権が委譲されていく中、

 観光VISAの解禁、女性の地位向上、積極的な外資受け入れなど徐々にサウジアラビアが開かれていっている。

==============================

 

ドバイ経由で、サウジアラビアの東側にある第3の都市、ダンマンに。

ドバイはやっぱり発展してますね。

 

サウジアラビアのホテルから眺めると、ドバイと比較すると

発展段階が途上なのがわかります。

 

 

複数素材でSPACECOOL膜材料の比較実証。

日本よりも効果が高いことを確認できて一安心。

 

実証終わった後に、ビーチ添いに連れて行ってもらいました。

夕方も暑いので、人がいません、、、。

が朝晩は、人が出てくるようです。

 

 

日本以上に、放射冷却効果が高く、暑熱環境が厳しいサウジアラビア。

もう少し、生活様式を学びつつ、導入できる領域を探したい。

 

 

 

 

 

 

 


@上海

上海にて打ち合わせ。

ここ数年は春夏冬と3回から4回の訪中。

 

2011年にD2C上海を設立以降、

日中関係も悪化したり良くなったり。

 

今以上に良好な関係は無いんじゃないかな?

経済規模で中国に抜かれてから久しいですが、

両国で補完できる領域もあるはずなので、

引き続きビジネスを模索したいと思います。

 

 

 

 


上海出張

定期訪問@上海は、空気が綺麗で晩夏な感じ。

元部下が上海森ビルで手がけているImmersive系イベントを視察しつつ、

せっかくなので、ビルの上でディナー。

 

 

成長率が落ちてきたとはいえ、消費は旺盛な中国。

引き続き、ビジネスを模索したいと思います。

 

 

 

 

 


デュッセルドルフ出張

ムンバイから戻った翌日ですが、ドイツのデュッセルドルフに向かう。

 

電話会議もありですが、今回は「オフサイト的にテーマを絞りすぎずに話す」

長時間の打ち合わせが必要なので、羽田からフランクフルト経由で向かう。

 

よく知らずにデュッセルドルフに行きましたが、

ドイツで二番目の都市、在欧州日本人が一番多いのがデュッセルドルフとのこと。

観光的には、魅力は薄いようですが、ビジネスの都市として機能的な感じ。

 

R1051401.jpg

 

R1051402.jpg

 

IMG_3629.jpg

 

R1051408.jpg

 

R1051409.jpg

 

R1051411.jpg

 

R1051418.jpg

 

R1051419.jpg

 

R1051422.jpg

 

R1051423.jpg

 

R1051425.jpg

 

R1051431.jpg

 

R1051432.jpg

 

R1051436.jpg

 

IMG_3631.jpg

 

R1051435.jpg

 

観光客はビールを飲み、ライン河下りを楽しむぐらいかな?

街中は、小ぎれいですが、中世的な雰囲気は薄く、

機能的な都市で、ビジネスに徹してる感じ。

 

で、主目的の打ち合わせですが、

満足のいく打ち合わせができて良かった!!


「顔を合わせて話す(できれば、お酒も飲みつつ)」

ってのはやはり必要ですな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


祝!Affle(India)上場@ムンバイ

2011年に追加増資して筆頭株主になったAffle社@シンガポールですが、

紆余曲折の後に、インド子会社がムンバイ市場で上場しました!

めでたい!!

 

2010年に経営陣にあった時のAffleは、

SMSを使ったモバイル広告が中心の小さな会社でしたが、

インド市場の今後の伸びに期待して、まずは軽めの出資を実行。

*出資後の、協業検討会議@デリー。

 懐かしいメンバーも居るな〜。

 

その後、Affleへの追加投資を目論み、D2Cも資金調達増資し、筆頭株主に。

*追加出資を決めた時の記念撮影。

 頭を丸めているのは、気合を入れ直す為、、、。

 

 

出資以降、約9年に渡って、非常勤役員を務めており、彼らの苦労は聞いています。

本来であれば、昨年の秋に上場審査は通っていたのですが、

インド市場の景気が良くないので、無期延期。

 

5月のインド首相選挙の後の政局と経済環境を見て、

この度、無事IPOに漕ぎ着けました!

IMG_3562.jpg

アジアで一番古いムンバイの証券取引

(ボンベイストックエクスチェンジBSE)

 

IMG_3567.jpg

Affleグループ社員と投資家向けのレセプション。

 

67972885_2521906251163290_5920099078749814784_n.jpg

 

67939242_2464774976877246_4338258169751928832_n.jpg

 

証券では牛=ブルは強気を意味するので、強気で行け!って事かな?

 

67535342_10220049648981745_5218016558877507584_n.jpg

上場して株価が着いた瞬間。めでたい!と言うよりも、

「Affleの皆さん、おめでとうございます!」と言う感じかな。

 

少し落ち着いたところで、上場時の鐘鳴らしを記念に。

 

執念?というか、目論んでいたことが実現するのは素晴らしい。

経営陣の努力に頭が上がりません。

非常勤役員として関わらせてもらって、感謝です!

 

この9年で、Affleグループの事業領域は順調に拡大し、

インド、インドネシアでは、それなりのポジションを築けていると思います。

 

東南アジアでも、5Gネットワークが構築され、

次のフェーズに向かいます。Affleも次のフェーズへ!

頑張れ!&頑張ろう!

 

 

=================================

今回のムンバイ出張も超弾丸・・・。

前日の夜に入って、そのまま役員パーティ。

68275637_655787428252013_7065770601251602432_n.jpg

シンガポール、ロンドン、ニューヨーク、東京、インドから集まり、

シャンパーニュで乾杯!

 

翌朝からIPOセレモニーで、終わった後は、

夕方に空港へ移動し、夜中のフライトで東京へ。

観光とかしてるタイミングもなく、必要なミッションのみ。

体力も必要ですな・・・。

 

以下は、街中写真。

ムンバイに来たのは3回目かな?確か、、、。

初訪問は2006年だったと思いますが、あまりイメージは変わらないな〜。

IMG_3547.jpg

 

IMG_3548.jpg

 

IMG_3549.jpg

 

IMG_3575.jpg

 

IMG_3577.jpg

 

IMG_3582.jpg

 

IMG_3584.jpg

 

IMG_3585.jpg

 

IMG_3586.jpg

 

IMG_3599.jpg

 

IMG_3603.jpg

 

IMG_3609.jpg

 

重い雲で陽を見ることができなかったムンバイですが、

市民の皆さんは湿った空気と強めの風を楽しんでました。

このモンスーンが明けると、強烈な暑さが来るようです。

 

インドも景気停滞が心配されますが、

まだまだ開発と発展余地はあり、心配する必要は無いかと。

 

 

次にムンバイに来るのは、いつかわかりませんが、

さらに大きな経済都市になっているムンバイを見にきたいと思います。

 

 

改めて、Affleの皆さん、おめでとう!

Congratulations for All Affle's member!

IPO is JUST start. Keep go forward !

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



profile

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

affle

selected entries

categories

archives

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM